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プールでAEDが必要になったら


キャーキャーと元気よく子供たちの声が聞こえてくる夏休みのプール。
毎年耳にするのが、悲しきかなプールや川、海での水の事故ですが、このところAEDの設置場所の普及に伴い、安全対策も整ってきました。

事故や病気で、急に心停止になった状態の人に対し、救急車が到着するまでに心肺蘇生法を行いますが、現在その一番重要な役割を果たし続けているのが、このAEDという医療機器であると私は思います。

プールなどでの水の事故とありますが、今年7月末に、新潟県のプールで5歳の小児がおぼれたものの、監視員と、プールの責任者が設置してあったAEDを使って心肺蘇生法を行い、小児の命を救ったというニュースがありました。
彼らはAEDを使ったのは初めてだったらしいのですが、事前に講習を行っていたことも手伝って、無事に小児の大切な命を助ける事ができたそうです。実に頼もしい出来事ですよね!

しかし逆にAEDが普及されるまでのこの40年近く、全国で32人もの多くの小児や中学生、高校生がプール排水口に吸い込まれたりして命を落としました。本当にいたたまれない事故です。
このような悲劇を忘れることなく、また二度と招く事がないように、せっかく全国にお目見えしたAEDです。
私たち一般市民でも、特別な資格は必要ないのですから、消防署などで、一度AEDの講習を受けてみて下さい!

使用方法も簡単です。
例えばプールで、次に誰かの命を救うのはあなたかも知れませんし、あなたが誰かに救われるかも知れません。

 

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